* Moodle 2.8 [#y19c437a]

http://docs.moodle.org/28/en/Installing_Moodle
からリンクされている文書,特に
https://docs.moodle.org/dev/Moodle_2.8_release_notes
にあるように,PHP 5.4.4以上,MySQL/MariaDB 5.5.31以上が必要。
CentOS 6.xの標準ではダメなので,CentOS 7.xにするのが楽。
http://docs.moodle.org/28/en/Installation_Quickstart
にインストールの簡単な手順がある。

CentOS 7.xにインストールするには,yum installで,httpd,php,mariadb,php-mysql,gd,php-gd,php-mbstring,php-intl,php-xmlを入れておく。MariaDBサーバにするマシン(同じマシンでもよい)にはmariadb-serverを入れておく。

MariaDBサーバで次のSQLを打ち込む:

 create database データベース名 default character set utf8 collate utf8_unicode_ci;
 grant select,insert,update,delete,create,create temporary tables,drop,index,alter
     on データベース名.* to ユーザ名@localhost identified by 'パスワード';

%% utf8はutf8mb4のほうがいいかもしれない(utf-8にすると4バイトになる文字への対応)。その場合,collate utf8mb4_unicode_ci にする。
参考:https://mathiasbynens.be/notes/mysql-utf8mb4 %% ←ダメみたい。Moodle側でutf8mb4に対応してくれないといけないらしい。

localhostはMySQL/MariaDBが別マシンにあればそのマシン名を入れる。

Webサーバマシンの例えば /var/www/html/moodle にMoodleのソースを入れる。httpdがアクセスできないところに例えば /var/www/moodledata といったディレクトリを作り,ユーザhttpdに読み書きできるようにしておく。

これで http://ホスト名/moodle/ をアクセスすればインストールが始まる。

Moodle 1.9からのアップグレードは,Moodle 2.2.11を経由して行う。

** オマケ: [#kd2a20f2]

# SELinuxをとりあえず切る:setenforce 0

SELinuxが入っているか調べる:sestatus

SELinuxを切る:/etc/selinux/config で SELINUX=disabled にして shutdown -r now

サービスを開始・終了する例:

 systemctl start mariadb.service
 systemctl restart httpd.service
 # systemctl stop iptables.service
 systemctl stop firewalld.service

起動時に自動起動するかしないかの例:

 systemctl enable mariadb.service
 systemctl enable httpd.service
 # systemctl disable iptables.service
 systemctl disable firewalld.service